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国分グループ様健康セミナーご支援の報告    ~日本サウナ学会 加藤容崇講師~        

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2026年9月1日(火)18時より、日本サウナ学会 代表理事の加藤容崇先生を講師にお招きしし、

『サウナ×睡眠セミナー ~「ととのう」の先にある極上の眠り アクティブレストの薦め~』と題した健康セミナーが開催されましたので、ここにご支援の報告をいたします。

本会は、国分グループ様が従業員向けに企画された健康セミナーへ加藤先生をお繋ぎしたご縁により実現したもので、当研究会は仲介役・講師手配を担わせていただきました。

セミナーは国分グループ本社をはじめとする各拠点でのリアル開催と、オンライン配信・アーカイブ視聴を組み合わせたハイブリッド形式で開催されました。(約200名の参加)

加藤先生は北海道大学医学部腫瘍病理学 特任助教、慶應義塾大学医学部腫瘍センター ゲノム医療ユニット 特任助教等を歴任され、『医者が教えるサウナの教科書』の著者としても知られています。今回は「睡眠」を大きなテーマに据えたご講演で、サウナを回復手段として位置づけ直す内容となりました。

目次

  • 第1部:講演~サウナを用いたアクティブレストのススメ~
  • 1.サウナについて
  • 2.サウナと睡眠の効果について
  • 第2部:サウナ体験会(totopa 都立明治公園店)
  • 第3部:懇親会

第1部:講演~サウナを用いたアクティブレストのススメ~

1.サウナについて

冒頭は、現在のサウナブームの位置づけから。1964年の東京五輪を第一次、1990年代のスーパー銭湯ブームを第二次とし、2020年からの現在が第三次にあたること。日本独自の「ととのう」という共通感覚が生まれ、サウナ浴が定型化したことが第三次ブームの特徴であるとのお話でした。また日本古来の温浴文化として蒸し風呂やから風呂が紹介され、現在のサウナ文化がその延長線上にあるという視点は、銭湯という業態を考えるうえでも示唆に富むものでした。

健康効果については、フィンランドで50年にわたって行われた大規模調査『FMCF』を軸に、心筋梗塞リスク50%減、認知症リスク60%減、精神科疾患リスク78%減という数値が示され、サウナが予防医学の領域に入りつつあることが理解できました。一方で「入り方を誤ると逆効果になる」との指摘もあり、サウナ室は時間ではなく脈拍で管理すること、水風呂は1分・17℃前後、外気浴は5〜10分で最初の2分が「ととのう」時間であること、ガマン大会・脱水・二日酔いは避けるべきことなど、そのまま現場に持ち帰れる実践的な内容でした。

2.サウナと睡眠の効果について

後半は、本講演の中心テーマである睡眠に移りました。日本の平均睡眠時間は7時間22分でOECD30カ国中最下位、睡眠不足による経済損失はGDP比2.92%に達するという現状が示され、睡眠は削るコストではなく日中のパフォーマンスの原資である、という位置づけが語られました。

そのうえで、就寝1〜2時間前にサウナで深部体温の山をつくり、その下降局面に就寝を合わせることで寝つきが改善すること、サウナ当夜も中途覚醒はむしろ減る向きで深睡眠・レム睡眠は保たれることが実測データで示されました。またクールダウン時間のうち外気浴に多く配分した群ほど翌朝の自律神経指標が良好で、「回復の主役は水風呂ではなく外気浴」という指摘が印象的でした。

年代差の分析も事業者にとって示唆的でした。「ととのう」効果は20代で最大で50代以上ではほぼ消失する一方、深い睡眠の増加は50代以上で最大となる。若年層には「ととのい体験」を、中高年層には「眠りが変わる」を訴求すべきであり、同じサウナでも売り方が入れ替わるというお話でした。負荷は一晩で回復し翌々夜にはゼロに戻ることから、サウナは「座ってできる軽い運動」=アクティブレストとして日常の習慣にできる——これが講演全体を貫くメッセージであり、最後は「楽しんで、気づいたら健康になってた! そんな明るく楽しい社会に向けてサウナを活用しよう!」という言葉で締めくくられました。

第2部:サウナ体験会(totopa 都立明治公園店)

講演後は定例会恒例のサウナ体験会として、totopa 都立明治公園店へ。サウナ室では講演の余韻そのままにサウナ談義に花が咲き、参加者それぞれの「ととのい方」を語り合いながらの実践となりました。

圧巻だったのは外気浴スペースです。抜群の通気性と独自の弾力性を持つマットレスが導入されており、サウナ後の熱を効率よく逃がしながら深いリラックスを得られる仕様。まさに極上の寝心地で、参加者一同、見事にととのいました。講演で「回復の主役は外気浴」と学んだ直後に、その理論を体現した空間を体験できたことは、何よりの実地研修となりました。

第3部:懇親会

体験会のあとは、近隣の居酒屋にて懇親会を開催しました。ここでもサウナ談義は尽きることなく、各々の推し施設や外気浴環境の設えについて、講演内容と自身の体験を重ねながらの意見交換が続きました。

本研究会は、銭湯・サウナの文化と経営改善を通じて施設・業者を元気にし、地域を活性化することを目指しています。今回得た知見を、今後の事業者支援に活かしてまいります。

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