銭湯・サウナを愛する中小企業診断士を中心に構成された研究会

第7回定例会のご報告 ~早坂淳講師@草加健康センター~

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8月1日(土)、第7回定例会は、TV東京「サ道」第4話でもおなじみの「湯乃泉 草加健康センター」を会場に、長野大学社会福祉学部の早坂淳教授をお迎えして開催いたしました。テーマは「温泉・サウナによるウェルビーイング、地方創生」。サウナ界の吉田松陰との呼び声も高い早坂先生をお招きし、リアルとオンラインのハイブリッドで、最後まで熱量の途切れない一日となりました。

第1部:講演~ウェルビーイングと「越境」~

講義はまず、現代の課題認識から始まりました。

いまは第4次産業革命の只中にあり、AI技術の進化に人間が追いつくことが難しくなっている。AIが人間を超える「シンギュラリティ」の到来時期は2027年に前倒しされているという予測まで紹介され、会場の空気が少し引き締まります。

そんなAI時代にあっても、人間の悩みのほとんどは人間関係に起因する。だからこそ人間関係の重要性は変わらない、むしろ増していく——。

……あ、これはア〇ラー心理学の、あの〇ドラー先生の言葉だな、と身構えたところ、出典はなんと早坂先生ご本人でした(笑)。

では、どうすればウェルビーイングを実現できるのか。人間のDNAに刻まれた欠かせない要素として示されたのが、「つながり」「やりがい(できる感覚)」「自分らしさ」の3つ。自己決定理論に基づくお話です。

ここまで、銭湯もサウナも一向に登場しません。会場が「今日はどこへ向かうのだろう……」とソワソワし始めたまさにそのとき、満を持して銭湯・サウナが登場しました。

銭湯・サウナは、まさにこの3要素を満たしてくれる場である。普段サウナで何となく感じていた感覚に、学術的な裏付けをいただいたようで、参加者一同、大いに腹落ちする展開でした。

個人的に最も刺さったのは、「セーフティーゾーン」から一歩踏み出す「越境」こそが、個人の成長とウェルビーイングの向上に不可欠だというお話。参加者の中には、独立したばかりの方もおり、刺さりすぎるほど刺さっていたようです(笑)。

そして最後は、次世代により良い社会を残すために、いまの活動を通じて幸せの総量を高めていく、という力強いメッセージ。銭湯もサウナも、AIも、ウェルビーイングも、越境も、すべてが一本の線でつながる講義でした。

第2部:温泉サウナ体験会と懇親会

講演後は、定例会恒例の体験会へ。理論を学んだ直後に、その理論を身体で検証できるのが当研究会の役得です。名物の薬湯とサウナで整った後は懇親会へと流れ込み、講義の熱がそのまま持ち込まれた形で、最後まで賑やかな時間となりました。

そして会の終わりには、先生も会員同士もがっちり握手を交わしてお別れしました。まさに、これも越境です。最後には、早坂先生の呼び名も”じゅんちゃん”に変わっておりました。

じゅんちゃん、そしてご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

おわりに

本研究会は、銭湯・サウナの文化と経営改善を通じて施設・事業者を元気にし、地域を活性化することを目指しています。今回学んだ「ウェルビーイング」と「越境」の視点を、今後の事業者支援に活かしてまいります。

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