第5回定例会は、コクヨサウナ部部長であり、「シン・サウナ 人生は自分の“好き”でデザインできる」の著者でもある 川田 直樹(カワちゃん)様を講師にお迎えし、実施しました。
講師自ら提案、オープンに携わられたコワーキングサウナ「KOOWORK(クーワーク)」がある、スカイスパYOKOHAMA様 サウナシアターが会場です。
1.サウナは「人的資本」への実践的投資
本業での「KOOWORK(クーワーク)」、「SAUNA BU」といった事業展開に加え、個人でも携わられている地域でのサウナ施設のプロデュースなど、企業・個人・都市・地方を横断したサウナへの関わり方の数多くの実例が紹介されました。
サウナによる心身の回復だけでなく、創造性を取り戻す環境設計としての価値が語られました。
2.風通しの良い組織づくり、人事・採用に効く「サウナ部」
これらの活動と密接な関係にあるのが、「サウナ部」での活動です。
サウナ部は、講師が創設された当時の3名から現在は約200名超へと拡大しています。女性比率も30%超と高い水準で、なお自然な拡大を続けています。新卒採用、社員エンゲージメント向上に寄与する可能性について、具体的な活動事例として示されました。共通体験を軸にしたコミュニティ形成は、従来の制度施策とは異なるアプローチとして注目されています。
サウナを単なる福利厚生ではなく、人的資本への投資手段として捉える視点が共有されました。
3.サウナが生む「余白の会話」と組織変革
サウナの良さは、結論を急がない対話=余白の会話を生み出す点にあります。
サウナ部の活動は社内に留まらず、ジャパンサウナ部アライアンス(JSA)として全国的な展開に広がっています。
全員が同じ館内着で同じ時間を過ごすことによる親近感の醸成、偶発的な接触による体験型ネットワーキングを通じて、信頼関係が自然に生まれています。
各社間の事業協力やビジネス展開のみならず、心理的安全性、チームビルディングを高める実践例として、効果を発揮していることが紹介されました。
1.人的資本投資は「制度」だけでなく「体験設計」で差がつく
2.採用・定着には、評価されない共通体験の場が効く
3.組織の共創力は、余白のある会話、非公式なコミュニケーションから生まれる
生成AIが日常化する時代、身体的な体験の価値がこれまで以上に高まっていると言われています。
サウナは、これからの企業活動における新たな実験場としても、大きな可能性を秘めていることを再認識する定例会となりました。
終了後にはスパ・サウナを体験しました。参加者全員が自分のホームサウナを紹介し合い、初対面とは思えない位親しくなれるという、サウナの良さを体感する場となりました。


